フェレットの診療

いつも元気でいられるお手伝いを
天真爛漫で活発な明るい性格のフェレットですが、歳を取ってくると、様々な病気に罹患しやすく、高齢になると動物病院に通う機会を増えていくことがあります。
私たちはフェレットの健康を第一に考え、専門知識と豊富な経験を活かして、最適な診療とケアを提供します。フェレットたちがいつも元気で楽しく過ごせるよう、飼い主様と一緒にサポートしていきます。健康診断から病気の治療、日々のケアのアドバイスまで、何でもお気軽にご相談ください。
フェレットの予防医療
フェレットたちが長く健康で幸せな生活を送れるように、ワクチン接種、フィラリア症の予防、定期的な健康診断を推奨しています。フェレットの体は繊細だからこそ、早めのケアが大切です。
ジステンパーウイルスワクチン(予防期間:年1回)
フェレットに感染するジステンパーウイルスは犬にも感染するウイルスであり、罹患するとほぼ100%死亡してしまう病気です。また、他のフェレットや犬への感染源ともなってしまうため、大切な予防です。
若齢フェレットでは、生後6週齢~12週齢の間に3~4週間間隔で3回接種します。
その後は、1年毎に追加接種を行います。海外のファームから輸入された子は、1回目の接種は終えていることが多いです。
日本では、フェレット専用のワクチンは認可されておらず、犬用であるがフェレットで用いても安全とされているワクチンを接種します。
※ワクチン接種により副作用がみられることはまれですが、しっかりと様子を観察できるように、午前中のワクチン接種を推奨しています。
フィラリア予防(予防期間5~12月、月1回)
フェレットのフィラリア症はまれではありますが、感染例が国内外問わず報告されています。体格が小柄であることから、一度感染してしまうと重篤な状態に陥りやすく治療も困難であるため、予防が重要です。
若齢フェレットでは、12~16週齢時から予防を始めます。一年における予防期間は犬と同じ5~12月で、1か月に1回予防薬を投与します。
予防薬には、飲み薬とスポットタイプ(滴下型)があります。お薬の種類によって料金が異なりますので、しっかりとご相談させていただいてから処方いたします。
フェレットの健康診断
フェレットは高齢になるにつれて、病気にかかるリスクが高まります。
初期にはあまり症状がみられないこともあり、複数の病気が併発していることもあります。
早期発見、早期治療のために3才までは年1回、4才以上は年2回~4回の健康診断を推奨しております。
身体検査
体重測定をしてから視診、触診、聴診により、異変がないかを鼻の先からしっぽまでしっかりとチェックします。
血球検査・血液生化学検査
貧血がないか、肝臓、腎臓などの内臓に異常がないかを調べます。フェレットではインスリノーマにより低血糖がみられることが多いので、血糖値を必ず測定します。
レントゲン検査
心臓、肺や骨、関節、内臓に異常がないかを調べます。
超音波検査
高齢になると心臓病や副腎疾患、リンパ腫などが増えてくるため、内臓を詳細に観察できる超音波検査は大事な検査です。
健康診断の流れについて
- 予約はLINEでお取りください。月曜~土曜の午前中のみご予約が可能です。
- ご予約いただいた時間にご来院いただき、受付にお声がけください。
- 診察室にお呼びして、お話を伺った後、触診・視診・聴診を行います。
- 続いて必要に応じて血液検査、レントゲン検査、超音波検査を行います。
- 1週間以内に検査結果をご報告します。
検査結果が出ましたらお電話を差し上げますので、それからご来院ください。
検査結果に異常がなければ、飼い主様のみのご来院で問題ありません。
異常が見つかりただちに治療が必要なときは、フェレットさんと一緒にご来院していただき、治療へ進みます。
フェレットの投薬方法
フェレットバイトと一緒に粉薬をスプーンに乗せて、混ぜ合わせて食べさせます。
病気・高齢フェレットの食事
フェレットにはインスリノーマという低血糖になる病気や、徐々に痩せていく病気が多く、看病のためにはまず食べてもらうことが非常に大事です。しかし病気になったり、高齢になってきたフェレットは固形物を嫌がることが多いです。ドロドロの流動食であれば、食欲が落ちている時でも食べてくれることが多く、食べなくてもシリンジで与えることができます。
下に参考レシピをご紹介します。
ダックスープ
材料
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アイソカルプラス1本(200ml)
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ふやかしたフェレット用ドライフード100g(ドライの状態で50gくらい/複数のフードを混ぜても可)
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水200ml
作り方
1. ドライフードを乾いた状態で、ミキサーでできる限り細かく砕きます。
2. 水またはお湯で、粉々に砕いたフードをふやかします。
3. ふやかしたフード100g、水200ml、アイソカルプラス1本をミキサーに入れて混ぜ合わせます。
4. 500mlのダックスープができるので、製氷皿に20~25mlずつ流し込んで冷凍しておきます。
5. 冷凍していたダックスープの1ブロックを製氷皿から取り出し、電子レンジで500W、30秒ぐらい加熱し、解凍します。
6. 火傷しないように温度には注意をしながら、人肌ぐらいの温度で与えます。
7. お皿からなめさせる、スプーンからなめさせる、シリンジで口の先端から飲ませるといった方法で与えます。
フェレットのよくある症状
下記の症状がみられるときに、よくある病気をご紹介しています。
少しでも気になる症状があるときは、お気軽にご相談ください。