山口県宇部市の犬猫・小動物・エキゾチックアニマルの動物病院。

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予防医療、避妊・去勢手術について
preventive medicine, neutering

予防医療、避妊・去勢手術に関するよくある質問に回答します。

混合ワクチンは必要ですか?

生命を脅かす恐れのある感染症を予防するため、ワンちゃん、ネコちゃん、フェレットさんでは混合ワクチンの接種をおすすめしています。フェネックやミーアキャットも犬ジステンパーウイルスに感受性のある子たちですが、当院ではワクチンのリスクを考慮し、接種は行っていません。子犬、子猫、子供のフェレットでは9週齢以降に1か月間隔で2回接種、大人になったら1年に1回の接種を推奨しております。詳しくは「診療案内」をご覧ください。

狂犬病ワクチンは必要ですか?

狂犬病は人間を含むすべての哺乳類に感染し、ほぼ100%死に至る伝染病です。日本国内での発生は近年ではありませんが、他国では依然として感染や死亡例があり、日本国内に持ち込ませないことが重要な病気です。
「狂犬病予防法」という法律によって、年に1回接種を行うことがワンちゃんと過ごすうえでの義務となっております。春に各市町村で定められた場所での集合注射もあります。

ワクチンはすぐに受けられますか?

はい、もちろんです。接種後に体調を崩してしまう場合がありますので、午前中のご来院を推奨しております。

フィラリアの予防は行うべきですか?

フィラリア症は蚊から感染する命に係わる病気です。定期的なフィラリア予防薬の投与をおすすめしています。具体的には5~12月の8か月間、1か月に1回フィラリア予防薬を投与してもらいます。蚊は室内外を問わず存在するため、散歩の間はもちろん自宅の庭やベランダ、窓を開けた際など、いつ蚊に刺されるかはわかりません。フィラリア症の感染を防ぐためには、毎年の予防が必要です。

フィラリアの予防が必要な動物の種類はなんですか?

ワンちゃん、ネコちゃん、フェレットさんではフィラリアの予防をお勧めしています。ネコちゃんのフィラリア感染は診断が難しく、これまであまり知られていませんでしたが、呼吸困難や突然死の原因になることがあります。フェレットさんへの感染も日本で報告されています。エキゾチックアニマルはワンちゃんやネコちゃんと比べて体が小さいため、少数のフィラリアが感染しただけでも重症化し、治療が非常に困難なため予防が大切です。

フィラリアの検査は必要ですか?

ワンちゃんでは毎年フィラリア予防薬を投薬する前の検査をおすすめしています。昨シーズンの投薬期間を過ぎた後に万が一フィラリアに感染していた場合、気づかずに予防薬の投与を行うと、アナフィラキシーショックを起こして命を落とすことがあるからです。フィラリアの検査時には採血をするため、同時に健康診断を目的とした血液検査をすることもできます。ネコちゃん及びエキゾチックアニマルでは、フィラリアに感染したらすぐに症状が出ると考えられますので、検査は行っておりません。

ノミ・ダニ予防薬は必要ですか?

地球温暖化の影響もあり、ノミ・マダニの年間予防を当院では推奨しております。アレルギー性皮膚炎の原因(ノミ)になったり、マダニはバベシア症やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)を媒介します。特に、SFTSは人に感染してしまうと致死率30%の病気であり、年間を通して予防していただく事で動物たちだけでなく、人も安心して過ごすことができます。SFTSは特にネコちゃんから人への感染に注意が必要ですので、ワンちゃんだけでなく、外に出る可能性のあるネコちゃんも予防が必要です。

予防薬にはどのようなものがありますか?

飲み薬とスポットタイプ(滴下型)があります。飲み薬にも味がついているものと、錠剤タイプのものがございます。料金や嗜好性、副作用のリスクを考えて、よくご相談させていただいてから処方いたします。

避妊手術・去勢手術はおこなうべきですか?

避妊手術・去勢手術の目的には、妊娠させない、ほかの動物や人と仲良く暮らせるようにする、生殖器やホルモンに関連した病気を防ぐ、ホルモンに関連した問題行動(スプレー行動など)があります。特に精巣腫瘍や子宮蓄膿症、子宮癌などの病気の予防ができ、乳がんや会陰ヘルニアなど怖い病気の発生率を大幅に下げることができます。ワンちゃんでは、手術を受けていない子と比較して、オスでは13.8%、メスでは26.3%も寿命がのびると報告されています。メスのうさぎも中高齢になってくると、がんなどの子宮の病気が非常に多く、避妊手術を行うメリットは大きいです。同じく子宮の病気の多いハリネズミ、ハムスターなどは手術時の麻酔リスクがワンちゃん、ネコちゃんと比べて高いため、病気になってからの手術は行っておりますが、現在は予防的な避妊手術はおすすめしていません。

避妊手術・去勢手術は生後何か月からおこなうことができますか?

ワンちゃん、ネコちゃん、ウサギさんの避妊・去勢手術は6か月齢から行うことができます。ただ、その子その子で考慮すべき事が違いますので、診察の際に相談させていただいたうえでちょうど良い時期についてお話いたします。

避妊手術・去勢手術の際に入院はありますか?

基本的には、避妊・去勢手術は日帰りでの手術とさせていただいております。動物の体調がすぐれない場合や、飼い主様がご不安の場合は入院することもあります。ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

避妊手術・去勢手術の後に気を付けることはありますか?

手術当日は動物も疲れておりますので、いつも通りの環境を用意し優しく見守ってあげてください。翌日からは、お散歩などいつも通りの生活を送っていただく事ができます。詳しいことは、手術後退院する際にお話させていただきます。
長期的には太りやすくなりますので、手術後1週間ぐらいで動物がしっかりと体調が回復してきたら、フードを低カロリーのものに切り替えていくことが大事です。

避妊手術・去勢手術を受けたいのですが、どうしたらいいですか?

一度ご来院していただき、診察をさせてください。その際に、手術のメリット、デメリット、手術の流れや注意事項について説明をいたします。その後に、ご予約を承ります。

ワクチン、予防薬、避妊・去勢手術の費用はどのぐらいですか?

「料金表」に載せておりますのでそちらをご確認ください。

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