入院・手術について

病気の動物たちが入院治療を受けることができるように、入院室、保温室、酸素室などがあります。ワンちゃん、ネコちゃん、エキゾチックアニマルで別々の入院室がございます。入院中にご飯の持ち込みや、紫外線ライトなどの特殊な飼育器具が必要な場合は持ち込みをお願いすることがあります。

動物病院ですので、入院という形でのお預かりは可能です。お預かりする上で、健康チェックや確認事項等ございますので、お預かりについてはお電話ではなく、診察の際に直接獣医師にご相談ください。

集中治療室（ICU）は酸素室にできますので、心臓や肺の病気の子でも高濃度の酸素の中で入院することができます。エキゾチックアニマルに関しても、酸素が必要な子が入院できるように設備を整えております。

避妊・去勢手術以外に、一般的な軟部外科手術は行うことができます。整形外科や開胸手術、その他当院ではリスクが高いと判断する手術に関しては専門の病院を紹介させていただきますので、安心してください。

診察時間であればいつでも面会は可能です。面会に来られる際は、一度直接、またはお電話でお時間をお約束いただき、受付でお声がけください。入院中は日々状況が変わることもありますし、動物たちもご家族と会えると安心できますので、できる限り毎日面会に来ていただく事をおすすめいたします。

全身麻酔に関しては100%安全とは言えません。ただし、当院では可能な限り万全を期すために
・リスクに応じた麻酔薬の種類選択
・各種モニター（心電図・血圧・酸素飽和度・二酸化炭素濃度・体温など）完備
・必要に応じた術前検査によるリスク判定
・術前・術中・術後の点滴や酸素、必要に応じた薬剤の投与
などを行い、麻酔のリスクが最小限になるよう工夫をしています。
特にエキゾチックアニマルさんにおいても、気管挿管や血管確保を確実に行い、体温の管理を徹底するなど、安全な全身麻酔が行えるように細心の注意を払っております。
麻酔のリスクに関しては手術のご予約時にしっかりとご説明させていただきますので、わからないことは何でもお聞きください。

基本的にお支払いは退院時になります。手術前や入院前にできる限り、見積金額をお伝えするようにはしておりますが、入院中の動物の体調によって上下してしまう可能性があることをご理解ください。